皆さん。突然ですが、わたしはカッチリやるべきことをカッチリやることに関して自信があります。締め切りを守ったり、連絡を返したり、予定を管理したり。その手の事柄について、苦手意識というのを持ったことはありませんでした。むしろ褒められるようなことが多かったと思いますし、そういう自負みたいなものもありました。しかし、就活が始まり、予定が増え、調子も崩したりしているこの頃。その、やりました。
嬉しいことに、あるイベントに当選をしたんです。当選というか、合格というか、それはよくわかりませんが、とにかく参加権を手にすることができました。ただし、手に入れたのはあくまで参加権。本参加となるには、こちらから返信をして参加の意思を示す必要がありました。返信がなかった場合、自動的にキャンセルになります。
もちろん参加するつもりでした。でしたが、当選の連絡が来たそのタイミングは少々忙しく、また返答の期限も1週間後でしたから、必要な作業を一旦後回しにしました。いや!もちろん、忘れないための工夫もしましたよ。To Doリストに登録をしたんです。完璧な布陣です。このときわたしは明確に、この件の達成度管理を外部化しました。自らの脳でタスクを保持する必要をなくすため、また再確認の手間を省くためです。
そして今日、わたしの目の前にあるのは、達成済みとなった件のタスクとキャンセルが確定した旨のメールです。
確かにやった覚えがあります。返信をした覚えも、その内容も、内容を考えた記憶もあるんです。To Doリストの該当のタスクも達成済みになっています。わたしは必ず何かをやった後にTo Doリストをポチーしますから、ポチーだけして実際やっていなかったなんてことはありえません。なのに、実際はやっていなかった、返信していませんでした。送信履歴もすべて確認しました。メールボックスの隅々まで探しましたが返信をした痕跡はなく、検索をすると出てくるのはキャンセル確定メールだけです。
夢でも見ているんでしょうか。いや逆に、夢で返信したという線もありますが、夢でTo Doリストをポチーしたとしても現実には反映されませんから。はい、ただ、わたしがやらかしたという現実だけが横たわっています。
凹みますよ。イベントに参加できなくなったのはもちろん、このわたしが!みたいなショックもあります。それから原因もはっきりしません。発熱という言い訳はありますが、そういうトラブルのための外部化だったんです。わたしのブレを吸収するための機構だったはずです。
ええ、はい、正直に言うとTo Doリストに裏切られた気持ちでいます。あまり納得がいっていません。100わたしが悪いのはわかってます。わかってますよ!ですが、今回に関しては取れた対策もわかりません。なので、良い勉強になったということにしましょう。今後はよりタスク管理を厳重にしつつ、気持ちを切り替えて。気持ちを切り替えるための踏み台に、To Doリストが悪いよな…みたいな顔をしようと思います。でないと、凹みすぎてちぎれそうですから。
タスク管理を外部化するはずが、責任を外部化したという話でした。